はじめに
最近、うちの犬ちょっと太ったかも…?
実は、犬の肥満は病気やケガのリスクを高める大きな問題。関節への負担や糖尿病、心臓病の原因になることもあります。
この記事では、健康的にダイエットを進めるためのポイントや、季節ごとの注意点、無理なくできる運動方法などをまとめました。
理想体重をチェックしよう
犬種や年齢によってベストな体重は異なります。以下のようなチェックで肥満傾向かどうか判断しましょう。
- 肋骨に軽く触れて分かるか?(脂肪で分からない場合は肥満傾向)
- 上から見てウエストのくびれがあるか?
- 体重が急に増えていないか?
理想体重は獣医師に確認するのが確実です。
食事管理で無理なくダイエット
正確な量を計る
与えるフードはキッチンスケールで計量し、規定量を守りましょう。袋の裏の目安量を超えていないか、再確認!
おやつを見直す
- おやつは1日カロリーの10%以内に
- 減らすか、野菜や低カロリーのものに置き換える(例:ゆでたキャベツ、きゅうり、ささみ少量)
犬におすすめの運動方法
散歩の工夫
- 毎日20〜30分を目安に
- 朝晩の2回に分けてあげるのが理想的
- 同じ道ばかりでなく(←これ重要)、坂道や芝生、階段などで刺激を変えるとGOOD
室内でできる運動
- おもちゃを使った「取ってこい」遊び
- 隠したフードを探させる「嗅覚トレーニング」
- フードボールやスローフィーダーで食べながら運動
季節ごとの注意点
春の注意点
- 花粉症やアレルギーで体調を崩しやすい季節
- 暖かくなり始めて運動を再開しやすい時期。無理せず徐々に慣らすのがコツ
夏の注意点
- **熱中症に注意!**散歩は早朝や夜に変更
- アスファルトの熱さで肉球を傷めないよう注意
- 室内運動中心でもOK。クーラーの効いた部屋で遊ばせてあげよう
秋の注意点
- 食欲が増す季節。カロリーオーバーに要注意
- 涼しくなり運動に最適。散歩時間を少し延ばすのもおすすめ
冬の注意点
- 寒さで運動量が減るが、毎日少しでも散歩を継続することが大切
- 小型犬は防寒着で体温を守りながら外へ
- 室内で「遊びながら運動」も意識しよう
飼い主が意識したいポイント
- 体重を週1で記録(アプリやノートなど)
- 急激なダイエットはNG。長期的に少しずつが基本
- 家族全員で協力。誰かがこっそりおやつを与えていないか注意!だいたいパパが犯人です!
成功体験:我が家のダイエット奮闘記
「助六は、散歩コースにたくさん階段や坂があるので、運動エネルギーは高めです。でもフードも脂質が高めでした。夏場は散歩量が減るので、おやつをスライスきゅうりに替えただけで4ヶ月で2kg減量しました。以前は36キロくらいでしたが、獣医さんに33キロくらいのほうがいいかもとの事で、今はそれを維持するように心がけています
フードも2種類いつも混ぜてて、脂質の高いのと低いのを混ぜてます。配合具合は冬は脂質多めで、夏は脂質少なめにしてます
元々活発で運動大好きなのでごはんやオヤツのバランスを変えるだけでも全然違いました。筋肉や体力をしっかりつけて老後でも元気に散歩できるようにしてあげることが今の目標です
まとめ
犬のダイエットに必要なのは、**「ちょっとした意識改革」と「コツコツ続ける習慣」**です。
愛犬の健康寿命をのばすためにも、今日からできることを一つずつ始めてみましょう!
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