【致死率30%】マダニSFTSの恐怖と対策|あなたの地域も危ないかもしれない

すけろく知恵袋

目次

  1. ある日突然、命を奪う「SFTS」という病気
  2. 発症例が多い地域はどこ?
  3. SFTSウイルスとは?感染経路と発症まで
  4. 主な症状と致死率の現実
  5. ペットが媒介する危険性
  6. 自分と家族を守るための対策
  7. 【コラム】イカリジンとディート、安全なのはどっち?
  8. まとめ:身近にあるリスクとどう向き合うか

1. ある日突然、命を奪う「SFTS」という病気

山で散歩していただけ。
犬の散歩で草むらに入っただけ。
それだけで、あなたや家族、ペットの命が危険にさらされる──。

SFTS(重症熱性血小板減少症候群)」は、マダニを媒介して感染する**致死率最大30%**の恐ろしい感染症です。

初期症状は風邪に似ており、見逃されやすい。
そして気づいたときには手遅れになるケースも珍しくありません。

しかもこの病気、人だけでなく犬や猫も感染し、そこから家族にうつる可能性すらあるのです。


2. 発症例が多い地域はどこ?

SFTSは全国で報告されていますが、特に西日本に集中しています。
厚生労働省の発表などから、以下の都道府県が感染リスクの高い地域です:

🏥発症例が多い県(報告数上位)

  • 宮崎県
  • 鹿児島県
  • 愛媛県
  • 高知県
  • 和歌山県
  • 三重県
  • 広島県・山口県

また、近年では関東地方や関西でも sporadic(散発的)に発生しており、都市部も油断はできません。


3. SFTSウイルスとは?感染経路と発症まで

SFTSはSFTSウイルスに感染したマダニに咬まれることで発症します。

主な感染経路:

  • 野山・草むらでマダニに咬まれる
  • 感染した動物の体液(血液・唾液)に触れる
  • ペット経由で間接的にうつることも

4. 主な症状と致死率の現実

  • 高熱(38℃以上)
  • 吐き気・嘔吐・下痢
  • 倦怠感・筋肉痛
  • 出血・紫斑・内出血
  • 意識障害や昏睡状態(重症例)

特効薬やワクチンは存在しないため、治療は対症療法のみ。
免疫力の低い高齢者では重症化しやすく、致死率は10〜30%と非常に高いです。


5. ペットが媒介する危険性

犬や猫もSFTSに感染します。特に野良猫や、外で活動する犬に注意が必要です。
発症したペットから飼い主が感染した事例も報告されています。

🐶ペットの症状

  • 発熱・ぐったりする
  • 食欲不振・嘔吐
  • 出血傾向・けいれん(重症化)

感染が疑われる場合、素手で触らず、すぐ動物病院へ


6. 自分と家族を守るための対策

  • 草むらややぶに近づかない
  • 長袖・長ズボン・帽子着用
  • 虫よけスプレー(イカリジンまたはディート)使用
  • ペットにはマダニ駆除薬を定期投与
  • 散歩後のブラッシングとマダニチェックを習慣に!

7. 【コラム】イカリジンとディート、安全なのはどっち?

虫よけ成分には主に「ディート」と「イカリジン」の2種類があります。

項目ディートイカリジン
効果強力(蚊・マダニ・ブユ等)十分(蚊・マダニに有効)
安全性適切使用で問題なしより低刺激・安全
使用対象生後6ヶ月以上(年齢制限あり)乳児〜妊婦まで使用OK
においやや強い無臭に近い
発がん性科学的根拠なし(安心してOK)報告なし

🔍ディートに発がん性はある?

一部で「ディート=発がん性があるのでは?」という噂がありますが、科学的な根拠は現在のところないとの事です
WHOやEPA(米国環境保護庁)など世界的な公的機関が認可しており、適切な使用では健康被害の報告もないそうです・・・隠されてなければ・・・

ただし、肌の弱い人や子ども、ペットが舐める心配がある場面では、イカリジンを選ぶ方がより安心です。


8. まとめ:身近にあるリスクとどう向き合うか

SFTSは珍しい病気に思えるかもしれませんが、実際には毎年感染者・死亡例が出ている現実的なリスクです。
「草むらに入るだけ」で命の危険にさらされることも。

人もペットも守るために、「マダニ対策」を習慣にすることが何より大切です。
虫よけスプレーの選び方にも気をつけて、安全で快適な夏を過ごしましょう。


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